カズリンでございます。
大河内山荘から、竹林へとつながっています。
嵯峨野 竹林の道
嵯峨野に広がる竹林の道。それは大切な人とゆっくり歩いてみたい名所の1つです。青竹に囲まれた世界の中、風はひんやりと涼しく、訪れる人々を静かに迎えてくれます。
嵐山の北東に広がる嵯峨野は、平安時代から貴族の別荘や庵が開かれた土地。かつて貴族が愛したこの場所は、1000年を経た今も多くの人々に愛され続けています。時代が変わっても変わらない、そんな普遍的な美しさを持った場所なのかもしれません。
嵯峨野の竹林の中で最も有名なのが、野宮神社から大河内山荘へと至る道です。いつもよりゆっくりと歩く事で、風が運ぶ竹の香り、隙間から注ぐ日差しが感じられます。時間の感覚を忘れ、ただ目の前を歩く。それだけで自然に溶け込む心地よさが味わえます。
平安時代、平清盛に寵愛された祗王(ぎおう)という白拍子の女性は、新たな女性の登場とともに寵愛を失い、世の無情を嘆き、尼となり嵯峨野に住んだそうです。この時、祗王はわずか21歳。一生を仏門に捧げ、嵯峨野で静かに生涯を終えたと言います。
嵯峨野、竹林の道は休日期間中になると多くの観光の人々が訪れます。平日にゆっくりと巡るのがおすすめですが、休日の場合は早い時間帯が良いでしょう。秋に開催される京都花灯路では、美しくライトアップされた竹林の中を歩く事もできます。
で、この竹林の画像です。
これは、風景を描いていたオイチャンの「絵」です。
この、竹林を歩きながら思ったこと・・・・・
もうすぐすると、竹の子が出てくるなぁ・・・・